こんにちは、気付いたらあれよあれよと時が過ぎ中年になっていた😅K.Oです。
皆さんは子供の頃になりたかったものはありますか?私は幼稚園児だった頃、将来の夢が「ウルトラマン」だったことがあります。今回のタイトル通り、冗談でも何でもなくウルトラマンに憧れていました。何故そこまでウルトラマンになりたかったのかを説明するとここでは長くなるので割愛しますが(なにぶん今でも好きなので話すと長くなります😅)、擬似的な体験の範疇ならその夢が叶ったことはなくもありませんでした。ただし、ゲームの中でですが。
●実際にウルトラマンになってみた
ウルトラマンと言えば日本で最も有名な特撮ヒーローの一人であり、かつ空想上の巨大な宇宙人。ここでゲームの中で如何にしてウルトラマンとして活躍するのか?という基本的な疑問を読者の皆さんは抱いたと思われます。ですが、それが疑似体験できるゲーム作品はそこに存在しました。それがスーパーファミコンの「ウルトラマン(1991年・バンダイ)」という作品です。このゲームのルールは単純明快で、ウルトラマンの活動制限3分間以内に怪獣と戦って勝ち抜いていく…というものです。昔のゲームであるが故に表現にも色々限界はありましたが、それでも子供の頃の私にとってはそれはもう夢のような体験でした。普通の対戦格闘ゲームと違い必ずスペシウム光線で怪獣にトドメを刺さなくてはならないため大変難しいゲームだったのですが、この緊張感が当時の私にとってのバーチャル体験だったと言えるでしょう。
●実際に警備隊になってみた
ウルトラマンそのものになるゲームがあるなら、その前身(?)である警備隊になれるゲームはないのか?答えは当然「あります」。それがアーケードゲーム「ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム(1996年・バンプレスト)」です。このゲームは、ウルトラマンのシリーズ作品に登場した各警備隊の戦闘機を駆って怪獣たちを退治していく内容で、ステージの各所にファンをニヤリとさせる演出が散りばめられています。ウルトラマン達は道中のどこに登場するのかというと、特殊攻撃のボタンを押した際に画面に現れ支援攻撃をしてくれるという感涙ものの登場でプレイヤーを助けてくれます。ただ、このゲームはアーケードゲームという特性上ゲームセンターでしか見かけることがなく、また現在(2023年)においても現行のゲーム機に移植されていないというレアな作品なのでプレイするのが困難なのが難点です(かつては一時期レトロゲームとしてタイトーステーション大須に置いてあったことも)。
●技術の進化とともに
時代が進むにつれ、ゲーム機の性能も数年もしないうちに進歩していきグラフィックの表現方法も2Dから3Dに変わっていくなど技術に大きな変化が見られるようになりました。そうなると、「何かになりきってゲームを楽しむ」体験もまたリアルさが増していくことになります。そんな中登場したのがプレイステーション2の「ウルトラマン(2004年・バンダイ)」です。3Dグラフィックを巧みに扱うことによって表現の幅がぐんと広まった本作では、初代ウルトラマン当時の雰囲気を忠実に再現することで「ウルトラマンになって戦う」体験がより深いものへと変わっていきました。ここまで来ると確実に「仮想体験」と呼べる代物になり、ウルトラマンや警備隊になって怪獣と戦える体験にリアルさが増していったのです。プレイステーション2という媒体上今はレトロゲームとなって久しいこの作品ですが、レトロゲーム専門店で取り扱っている機会も多いため入手難易度はそれほど困難ではない作品です。
ウルトラマンが登場するゲームはこの他にも多く存在しますが、今回は「ウルトラマンになるという夢をより強く叶えてくれた」ゲーム作品3本に絞りご紹介させていただきました。
どれもがTVゲームとはいえ、幼少期の夢を実際に叶えてくれるというのはとても喜ばしく、また懐かしい気持ちにさせてくれるので侮れません。今後もこのような作品が登場することに期待して今回はここで筆を置くことにします。
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